【職種】
大工工事
【負傷部位】
右手首
【労災発生状況】
平成28年12月10日、マンションにて、新築内装工事の床張り作業において、午前8時から午後4時30分の間に休憩をとりながら約6時間、右手に持った電動工具(エアーコンプレッサーでホースを繋げたタッカー、重さ約0.5㎏)でベニヤ板(910㎜×1800㎜×5.5㎜)約25枚を1秒間約5発の頻度で床に打ち付けていたところ、電動工具を時々左手に持ち替えながら作業していたが、右手首が痛くなり右手をにぎるとしびれるようになった。市販の痛み止め薬を服用し痛みをこらえて休業せず仕事を続けていたが、平成29年1月10日午前11時頃、同じ現場にて内装手直し作業の際、室内から外に出ようと玄関のドアを開けた際、強風で締まりそうになったドアを左手で押さえ外廊下に面した格子窓に右手をあてた時、格子と格子の間に勢いよく右手が挟まったため痛めていた右手首を更に負傷した。痛みとしびれの症状が治まらず平成29年2月28日病院で受診した。
(一人親方労災保険組合で労災保険特別加入してから74日目に沖縄県で発生した労災)