【職種】
建築工事、とび工事
【負傷部位】
右ひじ、右かかと
【労災発生状況】
令和4年9月19日午後4時頃、建設工事現場にて、台風対策のため足場の控えを設置する際、耐風梁と梁渡しにパイプを渡して取付ける作業中、地上約3.2ｍの耐風梁天端（幅約400㎜）に乗り、事前に相番者である別の作業員が耐風梁天端に取付けた鉄骨クランプに2ｍパイプの片端を固定し、相番者が約2ｍ離れた足場上に寝そべる体勢で2ｍパイプに仕込んでいた直交クランプを梁渡しの下端に手締めにて仮止めし本締めするために工具（ラチェット）を腰付近から取ろうとして2ｍパイプから手を離した時、2ｍパイプが相番者側に押されたように動いた弾みで梁渡しから直交クランプがはずれ2ｍパイプが落下しそうになったので落とさないよう自身が2ｍパイプを握り踏ん張ったものの耐えきれず2ｍパイプと共に足から転落しコンクリート地面に右ひじ、右かかとを強打したことにより負傷した。その後作業を中断して病院で受診した。
（一人親方労災保険組合で労災保険特別加入してから1907日目に兵庫県で発生した労災）