【職種】
防水工事
【負傷部位】
左足、左手、右手を火傷
【労災発生状況】
平成28年11月10日、屋上防水修繕工事に従事していた。午前10時頃、専用有機溶剤による防水シートと鋼板の融着作業において、外気温が低かった為防水シートの反り返りが強く、融着しなかった。その為、ハンドトーチで融着部を暖めたが、ハンドトーチを床に置いた際にトーチの口先が有機溶剤の容器に近かった為、有機溶剤に着火した。咄嗟に火を消そうとしたが軍手をはめていた左手に火が燃え移り、その後燃える溶着液がズボンの左足に垂れてしまった。ズボンの火を消す為、両手ともに火傷を負って負傷した。事故当日は仕事を切り上げて現場近くの病院で受診し、翌11月11日に自宅近くの病院に転院。同11月11日に岐阜大学医学部附属病院に転院した。
(一人親方労災保険組合で労災保険特別加入してから332日目に岐阜県で発生した労災)