【職種】
　建築工事（請負契約に基づく清掃を伴う）
【負傷部位】
　熱中症
【労災発生状況】
　令和元年9月18日、駐車場増築工事現場にて午前8時より危険予知活動の後、屋上に向かい、前日に運び込んだ屋根材（鉄製、長さ30m、幅0.6m）の重なる箇所をクリッパーで締める作業をしていた（ポリエステル製の半そでの作業着にアームカバー、夏用のポリエステル製の作業ズボン、安全靴着用）。仕事前に500mlの水を飲み、屋上に上がってからも水分が欲しくなるとこまめにアミノ酸飲料を摂取していた（午前12時までの間に500ml）が、晴れていたため体感温度が約30度あり、午前10時頃に足元に力が入らなくなったが、休憩せずにそのまま作業を継続、午前12時に休憩に入り食事をした後、座って休んでいたところ気分が急に悪くなり、嘔吐したため、仕事を切り上げ病院を受診した。
（一人親方労災保険組合で労災保険特別加入してから98日目に兵庫県で発生した労災）