【職種】
建築工事
【負傷部位】
熱中症に伴う急性じん不全、消化管出血
【労災発生状況】
平成26年7月10日午後1時頃から住宅増築・外構工事に従事していた。屋外で外壁のラス下地貼り等の作業を行っていたところ、午後3時頃に下痢になった。当日は水分摂取しながら作業を最後まで行ったが、その後も下痢は続き午後9時頃から嘔吐も始まった。翌11日朝まで下痢と嘔吐が続いた為、近所の病院で受診した。近所の病院では処置できないと判断され、同日、大学病院に救急車で搬送された。大学病院で熱中症に伴う急性じん不全と診断された。被災当日の気温は推定30度以上、雨上がりの為、湿度は高かった。
(一人親方労災保険組合で労災保険特別加入してから16日目に奈良県で発生した労災)