【職種】
機械器具設置工事
【負傷部位】
右手のひら、右手甲
【労災発生状況】
平成28年1月6日午前8時15分頃より工場 高水圧ウエイトパッキン交換工事に従事していた。午後1時50分頃、高水圧装置のシリンダーを固定していたタイトロッドと呼ばれるボルト【長さ4470mm、上下をナット(直径36mm)で固定】を緩める為、請求者は下部ナットの供廻り防止の為スパナを保持し、シリンダー上部で別の作業員と作業責任者が大ハンマーでナットに差し込んだスパナを緩み方向に叩いていた。上部ナットとタイロッドは回転しているように見えたが下部ナットは緩んでおらず(タイロッドにねじれが発生)、ある瞬間に突然ねじれが開放され、請求者は回転するスパナで手のひらを食い込まれながら後方に飛ばされた。その際右てのひらから右手甲にかけて裂傷を負って負傷した。
(一人親方労災保険組合で労災保険特別加入してから281日目に山口県で発生した労災)