出前館の自転車配達員は任意保険加入が必須?おすすめの選び方を解説

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更新日 / 2022.7.27

フードデリバリーの需要増加によって、出前館の自転車配達員を街中で見かけることが多くなりました。「自分も出前館の自転車配達員として働きたい」と考えている方は多いのではないでしょうか。

出前館の自転車配達員として働くうえで、知っておかなければいけないことがいくつかあります。そのひとつが「任意保険」への加入です。

自転車配達員は自転車で配達するため、事故によって怪我をする・させてしまう可能性があります。そのため、出前館の自転車配達員として働くには「任意保険」へ加入しなければいけません

本記事では、出前館の自転車配達員にとって任意保険が大切な理由、任意保険を選ぶポイントを解説します。ぜひ最後までご覧ください。

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出前館の自転車配達員に関係する保険の種類

出前館配達員には下記2つの契約形態があり、それぞれ適用される保険制度が異なります

①アルバイト配達員

②業務委託配達員

このうち、任意保険への加入が必要なのは「業務委託配達員」です。それぞれの雇用形態に適用される保険について、詳しく見ていきましょう。

①アルバイト配達員に適用される保険

アルバイト配達員とは、出前館と直接雇用契約を結び、決められたシフト・時給で業務を行う契約形態です

雇用契約を結んでいるため社会保険に加入しており、通勤・退勤を含む就業時間内は待機中でも配達中でも労災保険が適用されます。保険料は会社負担しており、配達員は支払う必要がありません。

そのため、追加で任意保険に加入する必要はなく、労災保険だけで事故に対する補償をカバーできます

②業務委託配達員に適用される保険

業務委託配達員とは、出前館と雇用契約は結ばずに「委託」という形で配達を行う契約形態です。シフト・時給などの決まりがなく、自由な時間に配達した分だけ収入を得られます。

雇用契約ではないため社会保険に加入できず、労災保険が適用されません。代わりに、出前館が独自に支給する「傷害見舞金」が適用されます。

しかし、傷害見舞金の補償は配達中の自身の怪我だけであり、待機中やエリア移動中などの配達以外の場面や接触事故などで他人に怪我をさせてしまった場合は補償されません

そのため出前館は、業務委託配達員の登録時に任意保険への加入を義務付けています。

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出前館の自転車配達員に適用される傷害見舞金の補償内容

出前館では、配達中の事故に限り傷害見舞金が支給されます。ここでの配達中とは、「配達アプリケーション上で配達依頼を受けた時点から、配達が完了するまで」のことをいいます

配達中以外の事故は、傷害見舞金は支給されません。傷害見舞金の補償内容は下記の通りです。

出前館の自転車配達員向け任意保険を選ぶ際のポイント

出前館の自転車配達員向け任意保険を選ぶ際のポイント

自転車配達員になるには、第三者損害賠償に備えた任意保険への加入が必要ですが、どのような任意保険でもいいわけではありません。任意保険を選ぶ際に注目したいのは、上記2つのポイントです。

それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう

①補償金額

補償金額は任意保険やそのサービスごとに異なるため、必要な金額が補償される任意保険を選ぶ必要があります。出前館が推奨する補償金額は、対人・対物でそれぞれ下記の通りです。

対人:無制限

対物:1,000万円以上

特に対人に関しては、最低でも1億円以上の補償をおすすめします。その理由は、過去の自転車事故において最大で1億円近い賠償額を請求されたケースがあるからです。

過去の自転車事故事例

②契約の種類

自転車保険には、大きく分けて日常用と業務用の任意保険があります。日常用の場合、日常生活に起因する事故に限り適用されるため、業務上の事故には適用されません。

そのため、業務上の事故にも適用される任意保険に加入する必要があります。ただし、帰宅など業務外での事故も考えられるため、業務用だけではなく日常用の任意保険にも加入することをおすすめします。

出前館の自転車配達員に労災保険がおすすめな理由

出前館の業務委託配達員に労災保険がおすすめな理由

出前館の自転車配達員が配達業務中、およびそのための移動中に起きた事故の自分自身の怪我に備えるのにおすすめの保険は、「労災保険」です。通常、出前館と雇用関係にない業務委託配達員は、労災保険に加入できません。

しかし2021年9月から、フードデリバリーの配達員でも労災保険に特別加入できるようになりました

労災保険がおすすめな理由は、上記2つのポイントです。それぞれのポイントについて、詳しく解説します。

①補償が手厚い

労災保険は国が提供する補償制度のため、その補償が手厚いことがポイントです。労災保険の補償内容は、下記の通りです。

②保険料を選べる

労災保険の保険料は、「給付基礎日額」で設定した金額で決まります。給付基礎日額は自分で設定できるため、ある程度自由に保険料を調整できるでしょう。

しかし、労災保険の補償金額は給付基礎日額によって決まるため、保険料を安くするために低い金額にすると、補償金額も低くなってしまいます。自分の収入を元に、適正な基礎給付額を設定することが大切です

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出前館の自転車配達員におすすめの任意保険は労災保険

出前館では、業務委託の自転車配達員に任意保険への加入を義務付けているため、かならず何かしらの任意保険に加入しなければいけません

出前館の自転車配達員が加入できる任意保険には多くの種類がありますが、自分自身の怪我に備えるなら、労災保険は特に補償が手厚くおすすめの保険です。

国の補償制度なので安心でき、保険料もある程度調整できます。どの任意保険に入ればいいか迷っている方は、ぜひ労災保険の特別加入を検討してみてください


一人親方ら個人事業主にとって、保険にまつわる悩みは頭の痛い問題。

「費用をとにかく安くすませたい」
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そんな保険にまつわる悩みを解決するのが、全国9万人が加入する一人親方労災保険組合の労災保険です。

保険選びに迷ったらとりあえず一人親方労災保険組合の労災保険。手続きはたったの3分でできるので、これを機会に加入を検討してみてください。

監修者からメッセージ

一人親方労災保険組合 理事 古口仁

一人親方労災保険組合顧問覺正 寛治かくしょう かんじ

一人親方に安心安全を提供したい

静岡大学法経学科を修業後、1977年4月に労働省(現厚生労働省)入省。2002年に同省大臣官房地方課課長補佐(人事担当)、2004年に同省労働金庫業務室長を歴任し、2007年に同省鹿児島労働局長。退官後、公益財団法人国際人材育成機構の常務理事、中央労働金庫の審議役を経て、2017年4月に現職。

厚生労働省では「地下鉄サリン事件」「阪神淡路大震災」「単身赴任者の通勤災害」の労災認定や「過労死認定基準」の策定などを担当し、労災保険制度に明るい。一人親方労災保険組合顧問としては、一人親方が安心安全に働けるよう、これまで培った労災関係業務や安全衛生業務の経験を生かして労災保険特別加入制度の普及や災害防止活動に取り組んでいる。

一人親方労災保険組合の労災保険特別加入手続き対象地域

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